HDR合成。
2012年 03月 27日
こんにちは。まだ左腕の靭帯は完治しておりませぬ;;本日家の前で少しだけロードバイクにまたがりましたが、やはり痛むので、まだまだ安静のようです;;
めげてばかりも居られないので、腕の痛くならない趣味への知識を増やそうと決めた休日。

今回はカメラの記事です。
HDR合成についてです。

初めて聞く方もいらっしゃると思うので、少しばかり説明を。
HDRとは「ハイダイナミックレンジ」の略でして、何とも盛大なネーミングです。URLはWikipediaに飛ぶようにリンクしておきましたが、まぁ大雑把に言うと、一つの写真内に様々なコントラストや明るさを収納できる。ということです。

例えば・・・明るい空の写真を背景に、人物を撮ったとき、空に焦点や明るさの標準が合ってしまい、人の顔が暗くなる。けど、人の顔に焦点や明るさの標準を合わせると、空のほうが明るすぎて白飛びしてしまう。
皆様、少なからず経験があると思われます。こんな時はそう、便利なストロボ機能がで顔を照らしてあげる。そういう工夫で顔を明るく、そして背景もくっきり。なんて使い方をする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしながら、こちらで説明いたしますのは、2つ以上の適性明度を持つデジタルカメラで撮った写真をどちらの写真の適性を保ちつつ、後処理にて合成する。という技法です。
・・・なんだかよくわからないでしょう。そうです。私もついさっき勉強したばかりなのですw

では、わかりやすく写真を使って説明致します。



d0240609_21483939.jpg




この①の写真は雲に明るさを合わせた写真。他の建造物(原爆ドーム)や背景は暗すぎて何が何だか・・・という写真です。しかし、雲はなかなか迫力がありますよね。




d0240609_21495977.jpg




この②の写真は原爆ドームに明るさを合わせた写真。しかしながら、雲には明るさの適性が合っていないので、白飛びしてしまっていますね。




d0240609_21513353.jpg




この③の写真は②の写真と似ていますが、少しだけ2よりも明るいです。樹の枝も見えるくらいに明るくしてます。


この3枚の写真、雲もハッキリと撮したいし、原爆ドームもハッキリと撮したい。
そんな時にHDR合成というものを使うと面白い1枚が出来るのです。
しかし、ここで注意点が。どんな写真でも出来るというわけではありません。同じ位置から撮った複数の写真が必要です。
したがって、三脚は必須ですね。しかしながら、私はこの3枚の写真を練習用に1枚の写真から作っています。明るさ補正でそのポイントにあった明るさに変えているだけです。
・・・まぁ言ってみたらこの記事内で説明しているのは「偽HDR合成」なのかもしれませんw

では、その3枚の写真をHDR合成したらどうなるのか。



d0240609_2159410.jpg




こうなります。非常に違和感のある写真ですが、絵画のようにも感じられますよね。雲に迫力が出て、原爆ドームにも明るさは合っています。(アンダー気味に調整)
非常に面白い。この技法を使って町並みをジオラマのように撮ったり、もっと加工してホントに油絵のようにしている写真もあるようです。HDR合成は「写真ではなく、イラスト」と思ったほうがいいかもしれませんね。

・・・ここまで書いていて言うのも何ですが・・・僕は銀塩カメラ派です!w  8年ほど前までは暗室に籠もり、モノクロ写真と格闘していた人間です。
最近では便利さと金銭面の楽さから、専らデジタルカメラなので、銀塩派を名乗る資格はないかもしれませんがね;;
まぁ今回は「面白い写真技術のご紹介」ということで、この記事を書きました。

ちなみに、使っているのはPhotoshopPhotomatixという写真編集ソフト。最近のPhotoshopには最初からHDR合成機能が付いているらしのですが、僕のは古いやつなので、ついてませんw Photomatixは体験版のFreeの物を公式からDLしました。面白いのでぜひとも興味の有る方は使ってみてはいかがでしょうか。
HDR合成やPhotomatixについてはこちらのサイト様が私よりも詳しく丁寧に教えて下さっていますので、参照するのもいいかもしれません。

HDR合成・・・なかなか面白い遊びを見つけた春の有意義な休日でした。(ホントは外に行きたいんだよっ!)
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by nyocotan | 2012-03-27 22:18 | 撮影のこと。
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